9月に、2つのイベントに出展します。一つは「ZINEフェス神戸」、もう一つは「文学フリマ大阪13」。どちらも、つくり手一人ひとりの小さな世界が表れた本やZINEが並ぶ、熱量のあるイベントです。

ふらっと巡って、偶然の一冊との出会いを楽しむ「ZINEフェス神戸」

「つくり手と読者が直接つながり、ZINEの世界を楽しむ機会を増やしたい」との想いで開催されているイベント。

「ZINEフェス神戸」には、出展者一覧がありません。誰がどんなZINEを持ってくるのかは、出展者個々の発信でしかわからず。全体像は当日のお楽しみ。当日、会場をまわりながら、気になるブースに立ち寄るという“偶然の出会い”を楽しむスタイルなのです。出展者数は200組ほど。一通り見てまわって「やっぱり、あそこが気になる」と戻りやすい、ちょうどいい規模感でした。

主催者noteにもあるように、出展者から「ZINEフェスは即売会というよりも文化祭」と言われるという雰囲気にも納得。出展しながら、会場内全体を見渡せる規模感で、その熱気を感じられる、共有できる一体感がありました。

ZINEだけではなく、ポストカードやレターセットなど、紙雑貨なども並んでいますよ！

◎日　時：2025年9月7日（日）11：00〜16：00

　　　　　※時間は12：00〜17：00に変更の可能性あり

◎入場料：300円

◎会　場：デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO ホール

　　　　　兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4

★詳細はこちらからご覧ください
https://note.com/bookcultureclub/n/n71672289e902?sub_rt=share_pw

広い海のような会場で、自分だけの一冊に出会う「文学フリマ大阪13」

「作り手が『自らが《文学》と信じるもの』を自らの手で販売する」をコンセプトとした文学作品展示即売会。今回も1000ブース近くが出展予定という、まさに“広い海”のよう。

出展者が多いため、すべてのブースを見てまわるのは至難の業。気になるブースにもう一度戻るのも容易ではありません。そのため、多くの人が事前に、ウェブ上で公開される出展者カタログをチェックして、めざす一冊を探しに行く･･････そんな楽しみ方が主流のようでした。

開催前から出展者カタログを眺めて、どんなつくり手や本に出会えるのかと想像をめぐらせる時間も、楽しみの一つ。当日は、会いたかったつくり手や本に“狙って出会う”という、おもしろさが待っています。

◎日　時：2025年9月14日（日）12：00〜17：00

　　　　　最終入場 16：55　※予定

◎入場料：無料

◎会　場：インテックス大阪 2号館

　　　　　大阪市住之江区南港北1-5-102

★詳細はこちらからご覧ください

当日ふらっと訪れて“心惹かれる”出会いもあれば、事前にじっくりと調べて“会いに行く”楽しみもある･･････「ZINEフェス神戸」と「文学フリマ大阪13」、それぞれに違ったよさがあります。

その2つのイベントに向けて、只今、新作ZINE『交換日記』を制作中です。ぎりぎりまで粘りつつ、楽しんでもらえる一冊に仕上げられたらと思っています。

制作のあれこれは、こちらにまとめています↓
https://note.com/loopdrawing/m/m4c03460f1229

こうしてつくったZINEを発表し、誰かとつながることのできる場がある、ありがたさを感じます。どんな出会いがあるのか、今から楽しみでなりません。